Mrs. GREEN APPLEが山下ふ頭で行ったライブでの、周辺への音漏れや騒音が問題になっていますね。
社会現象になるほどの苦情が殺到したようですが、騒音(音漏れ)の原因は一体何なのでしょうか。
この記事では
- ミセスライブの騒音(音漏れ)の原因5選
という内容をまとめました。
【原因①】会場の構造と立地の特性

今回ライブが行われたのはドームやアリーナなどの閉鎖空間ではなく、山下ふ頭という開けた湾岸エリアです。
そのため遮蔽物が少なく、音が遠くまで拡散しやすい地形となっています。

また、音を遮る建物や森林などが周囲に乏しいため、
音が海沿いや市街地方向にそのまま届いてしまった
というのが音漏れの大きな要因のようです。
【原因②】高出力スピーカーと過度な音量設定
今回のライブは、Mrs.GREEN APPLEの「10周年記念ライブ」ということで、いつも以上に大規模な設備が用意されたようです。
そしてスピーカーは、大規模ライブ用の高出力スピーカーが使用されていました。
さらに、
設定された音量が、ドームなどでライブをする時と近しい設定になっていた可能性があり、平地であることを十分に考慮できていなかったため、
近隣住民にとっては過度な騒音となってしまったようです。
【原因③】想定外の「風向き」による音の拡散
ミセス側の公式コメントによると、音響シミュレーションを行った上で開催したにもかかわらず、
当日の風向きにより「想定以上に広範囲に音が拡散」し、騒音となった
と発表されています。
実際にXでは、音漏れの苦情が出た位置と風向きが一致しているとする投稿もあり、想定外の風向きが影響していた可能性もあります。
横浜市側も「想定を上回った」と認めており、行政のリスク評価を超える事態だったことが伺えますね。
【原因④】強い重低音が心理的に苦痛だったから
Xでは
「深夜21時を過ぎても窓越しに重低音が“ボコボコ鳴り続ける”」
「まるで車のカーステレオのような振動」
と、漏れてくる重低音に対して不快感をあらわにする投稿が多く見られました。
ボーカルやメロディは聞こえずに、ベースなどの重低音のみが響いていたことで、
低周波が住民の内臓や精神にまで響く形で大きなストレスになった
と推測されます。
これは単なる音漏れではなく、肉体的・精神的な騒音被害として感じられた可能性があります。
たしかに夜中に何時間もドコドコと鳴ってたらしんどいですよね。
【原因⑤】事前の告知と配慮不足
今回のライブでは場所や環境などの条件から、騒音問題が発生する可能性は十分に予測できたと思われます。
にも関わらず、
運営側の、近隣住民に対する事前告知や騒音対策(遮音壁設置、音量制御など)が十分ではなかった
という点が指摘されています。
山下ふ頭では過去にも、THE ALFEE、小田和正、スピッツ、大塚愛、木村カエラなど、多数のアーティストがライブを行っていますが
周辺住民が苦痛に感じるほどの騒音や苦情が大量発生した事例はないそうです。
このことからも、Mrs.GREEN APPLEの運営側の対応が不十分だった可能性はあるでしょう。
【理由5選】ミセス騒音(音漏れ)原因は?のまとめ
今回は、Mrs. GREEN APPLEが山下ふ頭で行ったライブでの、周辺への音漏れや騒音問題について原因をまとめました。
今後はこのようなことがないように、十分な対策をしてほしいですね。
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